事例集(最近の裁判例)
- 約8年前に腹壁膿瘍掻爬術・不良肉芽切除術を受けた際,腹部にドレーンを遺残され,これに起因する痛みが継続した事例
- 大津地裁 平成23年2月25日判決 事件番号 平成21年(ワ)第1247号 本件は,約8年前に被告病院において腹壁膿瘍掻爬術・不良肉芽切除術(以下「本件手術」という。)を受けた... 続きを読む»
- 疣痔(いぼじ)の切除手術を受けた患者が,手術後に脳梗塞による後遺障害が残存した事例
- 疣痔(いぼじ)の切除手術を受けた患者が,手術後に脳梗塞による後遺障害が残存した事例 徳島地裁 平成20年2月15日判決事件番号 平成15年(ワ)第305号 本件は,被告医院においていわゆる疣... 続きを読む»
- 大阪高等裁判所判決 令和2年(ネ)第1300号
- 主 文 1 一審原告の控訴を棄却する。 2 一審原告の当審における拡張請求及び予備的請求をいずれも棄却する。 3 一審被告の控訴に基づ... 続きを読む»
- 大阪地方裁判所判決 平成30年(ワ)第1128号
- 主 文 1 被告は、原告に対し、4405万7671円及びこれに対する平成27年12月11日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。 ... 続きを読む»
- 進行性の左眼視力低下治療のための前頭側頭開頭手術を受けたところ,誤って右側を開頭したため結果として両側頭部の開頭手術を受けることとなった事例
- 岡山地裁 平成23年5月18日判決 事件番号 平成20年(ワ)第486号 本件は,被告病院において進行性の左眼視力低下治療のための前頭側頭開頭手術を受けた患者が,担当医師が本来... 続きを読む»
- 腰椎椎間板ヘルニア手術後の長期治療、再手術は、誤った手術がされたためだと損害賠償を請求した件
- 名古屋地裁 平成28年5月17日 判決 事件番号 平成26年(ワ)第4893号 腰椎椎間板ヘルニアと診断された患者が椎弓切除術を受けたが、腰痛が消えなかったため、再手術を受けた... 続きを読む»
- early CT signの所見を見落とし、重篤な傷害が残存したとした件
- 大阪地裁 平成28年3月30日 判決 事件番号 平成25年(ワ)第989号 うっ血性心不全及び肥大型閉塞性心筋症と診断されて入院した患者が倒れているのが発見されたが、経過観察とされた。後に右片... 続きを読む»
- 肺癌患者に適切な入院措置、検査、説明等がなされなかったとして損害賠償を求めた件
- 大阪地裁 平成28年2月19日 判決 事件番号 平成26年(ワ)第289号 ステージⅣの肺癌患者が血痰を吐出し、緊急外来を受診した。診察後、自宅に戻ったが、自宅で倒れているのを... 続きを読む»
- 投薬量の限度量に増減が許される記載がある抗精神病薬につき,記載された限度量以上に投薬を行った医師に対して過失が認められなかった事例 薬の禁忌情報に違反して投薬を行った医師に,過失が認められなかった事
- 事件番号 横浜地方裁判所判決 平成18年(ワ)第3589号 平成19年(ワ)第1400号 主 文 1(1) 甲事件原告・乙事件被告及び... 続きを読む»
- 抗不整脈剤であるアンカロンの投与を継続的に受けていた患者が薬剤性間質性肺炎に罹患して死亡した事例
- 抗不整脈剤であるアンカロンの投与を継続的に受けていた患者が薬剤性間質性肺炎に罹患して死亡した事例 大阪地裁 平成26年9月1日判決事件番号 平成24年(ワ)第348号 本件は,被告医院におい... 続きを読む»
- 病院に入院していたXが自殺を図り植物状態になった事案。 担当医らは,Xの家族からXの希死念慮について告げられた時点で,必要に応じて問診等を行うべきであった。これらを怠らなければXの自殺を防止する相当程度の可能性はあり得たとして原告らの損害賠償請求を一部認容した
- 横浜地裁 平成25年1月31日 事件番号 平成20年(ワ)第5567号 主 文 1 被告は,原告X1に対し,金330万円及びこれに対する平成18年1月11日から支払済みまで年5... 続きを読む»
- 不法薬物の使用が疑われる患者に医師が採尿のためにカテーテルの挿入や身体拘束が違法ではないとされた例
- 横浜地方裁判所判決 平成24年6月28日 事件番号 平成21年(ワ)第6088号 主 文 1 原告の請求をいずれも棄却する。 2 訴訟... 続きを読む»
- 超音波検査等を実施せず、肝細胞癌の発見が遅れ、死亡した件
- 名古屋地裁 平成27年9月18日 判決 事件番号 平成26年(ワ)第1930号 肝細胞癌のため死亡したのは、超音波検査等を実施すべき注意義務を怠り、発見が遅れたためだと損害賠償の支払いを求めた。... 続きを読む»
- 未認可の保育園で睡眠中の幼児が一時無呼吸となり、低酸素性虚血性脳症を発症し後遺障害が残存したが、保育園の責任が否定
- 横浜地方裁判所川崎支部 平成26年3月4日判決 事件番号 平成22年(ワ)第863号 主 文 一 原告らの請求をいずれも... 続きを読む»
- 経尿道的前立腺切除術で外尿道括約筋を損傷した場合担当医師に過失があるとして医療ミス(医療過誤)が認めらた弁護士に相談すべき事例です
- 横浜地裁 平成12年3月30日 主 文 一 被告は、原告に対し、金九一一万八九九九円及びこれに対する平成七年六月二二日から支払済みまで、年五分の割合による金員... 続きを読む»